日経オフィスパスとは
月額14,980円で全国200カ所以上のコワーキングスペースが使い放題になるサービスです。各コワーキングスペースは、それぞれ独自に運営されていますが、日経オフィスパスのネットワークに加盟することにより、使い放題の対象となります。加盟するコワーキングスペースはますます増えており、今後が期待されます。ただ、現状では知名度は低く、ネットで検索してもあまり多くの情報が出てきません。そこで、今回は日経オフィスパスを1ヶ月使用してみた感想をまとめてみました。
良いところ
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数多くのコワーキングスペースが利用可能
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価格がリーズナブル
都内であれば、周辺を検索すると徒歩圏内にコワーキングスペースが見つけられるでしょう。
加盟しているコワーキングスペースの中には月額14,980円を超えるところもあります。それなら、日経オフィスパスに登録した方がお得でしょう。
悪いところ
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入店が面倒臭い
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平日昼間以外はほとんど使えない
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情報が不正確
日経オフィスパスのWEBページを見ると、QRコードを見せるだけで入店できる印象を持ちますが、多くの店では違います。入店時にQRコードを見せた上で、名前や電話番号を記入させられたり、独自のカードを作らされたりします。さらには、事前電話予約必須の店もあり、このような店では気が向いた時にふらっと立ち寄るような使い方が難しいです。
多くのコワーキングスペースでは、平日の昼間のみ入店可能です。そのため、「会社の退勤後に使用したい」、「仕事が休みの土日に使用したい」といった使い方には向いていません。
日経オフィスパスの会員ページから各コワーキングスペースの空席情報を確認することができますが、これを信用してはいけません。休日でも使える数少ないコワーキングスペースを見つけて行ってみたら、お休みであったりすることがよくあります。おそらく、日経オフィスパスを使用して入店する人があまり多くないので、情報の更新を怠っているのでしょう。土日祝日は行く前に電話確認した方が無難です。
個人的にお気に入りの加盟店ランキング
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第1位. パセラのコワーク 東神田店
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第2位. TIMES CAFE
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第3位. コワーキングスペースOpen Office FOREST
すべてが揃っています。コンセントやWi-Fiはもちろんのこと、ディスプレイやアダプターなども完備されています。無料の飲み物も充実しており、コーヒーがおいしい(コンビニの100円コーヒーレベル)です。無料のパンもついているので、朝食を食べに行くのも良いでしょう。唯一にして最大の欠点は、1日4時間までしか使用できないことです。
その名の通りカフェです。コワーキングスペースらしさはあまりなく、普通におしゃべりしに来ている人もたくさんいます。コーヒーはまずいですが、その他ハーブティー等が充実しているので問題なしです。少し騒がしいところで作業をしたい場合には、ぴったりの場所です。
平日22時まで開いている貴重なコワーキングスペース。ディスプレイも完備。欠点としては、やや混んでいるかも?
まとめ
不満はいろいろありますが、数多くのコワーキングスペースを利用したいなら、日経オフィスパス以外の選択肢は現状無いかと思います。